お知らせ

校長挨拶

 

鬼怒商業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

令和5度より鬼怒商業高等学校の校長となりました青木です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

本校は、昭和47年に県西地区唯一の単独商業高校として開校して以来、創立51年目を迎えます。

「誠実」の校訓の下、商業の専門的知識・技能と教養を身に付け、時代の変化に主体的に対応しながら地域社会の発展に貢献できる人財の育成を目指して、日々、教育活動を展開しています。これまでに、一万人を超える卒業生が巣立ち、多くの方が地域経済の担い手として活躍しています。

 

今春の卒業生の進路実績は、51.6%が大学・短大・専門学校へ進学し、45.1%が企業に就職しています。専門高校の強みである簿記、情報処理などの資格取得を生かして進路実績を上げ、地域社会からも高い評価をいただいております。

 

本校は、入学時に学科を決めず「商業に関する学科」として一括して募集する『くくり募集』を行い、1年次に商業に関する共通科目を学びながら自分の将来の進路と興味・関心、能力・適性を考え、2年次進級の際に、四年制大学進学を目指す情報ビジネス科と企業が欲しがる人材育成を目指す商業科を選択することができます。卒業後の進路を選択する際には、進学・就職の両方に対応できる高校です。

 

また、地域との連携を積極的に進めており、1年生の心の教育では、地域の方々と連携して様々なボランティア活動を行い、3年生の課題研究では、地域の課題の解決に向けて調査研究したり、地域と連携して商品の開発をしたりしています。結城市の特産トウモロコシを原料とした「とうむぎあいす」は、結城市と鬼怒商のコラボレーションにより誕生しており、年々、取扱販売店も増加しています。

 

 夏休みには中学生体験入学を実施しており、商業に関する科目の模擬授業や部活動紹介を行っています。さらに、「本校をもっと知りたい」という中学校からのご要望には、「出前授業」も実施させていただいて対応しています。

 

卒業後には、地域社会に貢献できる人財となり、自らの理想とする人生を歩んでいけるよう、教職員一同、全力で生徒と向き合い、『自ら考え、判断し、行動できる』生徒を育ててまいります。

 

最後に、生徒をいつも温かく見守り、応援していただいている皆様に心より感謝申し上げますとともに、地域から魅力ある学校として選ばれるように、これからも一層の努力をしてまいります。今後とも皆さまのご声援とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

令和5年4月      茨城県立鬼怒商業高等学校長  青木 一芳